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http://www.asahi.com/articles/ASGC82Q3MGC8UTQP002....

ソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦選手が臨んだ中国・上海大会結果は、
流血のアクシデントを乗り越えて237・55ポイントで2位入賞しました。

流血のアクシデントとは
フリー演技前の6分間の公式練習のさなかに起きた羽生結弦選手と中国の閻涵(エン・カン)選手との正面衝突。
お互いが後ろ向きでスピードに乗って振り返った瞬間に正面衝突してしまった。

羽生結弦選手の額が、閻涵(エン・カン)選手の顎にぶつかり。

その衝撃で羽生結弦選手は、顔面からリンクに打ち付けられて顎を強打。
仰向けになったまま微動だすることができませんでした。

額と顎からはひどく流血していて。表情はうつろな状態でリンク外に引き上げた羽生結弦選手は
頭に肌色のテーピングをし、顎には絆創膏を張った痛々しい姿で再び公式練習のためリンクに現れました。

羽生結弦選手の目には涙があふれていて。滑り出しましたが、足はよろけているし
顔は真っ青だし、大丈夫なのか?と、見ているこちらも涙があふれてきます。

羽生結弦選手のコーチや周囲は、棄権を薦めましたが、羽生結弦選手は、受け付けなかったと伝えられています。


一度は棄権を表明した衝突相手の閻涵(エン・カン)選手でしたが、よろけながらもジャンプを試す羽生結弦選手を見て棄権を撤回し、フリー演技に二人とも臨みました。